オンデマンド分科会
配信期間:2月23日(金・祝)~4月30日(火)
オンデマンド分科会A:
実録!家族による家族のための摂食障害の心理教育
- 鈴木高男、齊藤長芳、藤平佳代子、藤枝、東、tomoko、山木、吉永:
摂食障害家族の会ポコ・ア・ポコ - 柳橋登美枝:
長野パステル・ポコ - 香月富士日:
名古屋市立大学看護学部
当事者の生きづらさ、不安、恐怖を理解し、親子の信頼関係を構築し、心の安心安全を回復するには、医療ばかりでなく家族からの支援が欠かせません。この分科会では、摂食障害について家族同士が体験を持ち寄って学び合う家族心理教育の場面を実録し、配信します。知識を持つ人から答えを教わるのではなく、実体験を通して語り合うことで生まれる家族の力を、ぜひ体感してください。
オンデマンド分科会B:
障害受容概念の功罪と未来への展望
- 村松秀樹:
セルフアドボカシー研究会 - 福井里江:
東京学芸大学教育心理学講座
日本の支援現場では、障害受容を目指すべきものとして考えたり、本人の課題としてとらえたりすることが少なくありませんが、実は、そのような考え方は世界の趨勢からみれば時代遅れです。本分科会では、障害受容概念の歴史的変遷をふまえて、障害受容という概念の功罪を論じ、今後のあるべき方向性を考えます。
オンデマンド分科会C:
感情調節困難へのトラウマインフォームドアプローチ(TIA)
- ユキ・アボカド:
当事者、フリーランス - 吉田佳子:
当事者家族 - 宮城 整:
長谷川病院 - 山崎さおり:
長谷川メンタルヘルス研究所 - 片山皓絵:
長谷川メンタルヘルス研究所 - 遊佐安一郎:
長谷川メンタルヘルス研究所
診断名で心理教育を進めるのではなく、例えば、さまざまな疾病や障害に共通する困りごとである「感情調節困難」に焦点を当て、TIAを用いて心理教育を再構築するやり方を、当事者やの家族と共に模索するプロセスを報告します。
オンデマンド分科会D:
オンラインによる心理教育研修会
~コロナ禍での認定インストラクターの活動から対話・つながり・希望を考える~
- 槙 貴浩:
宮城県立精神医療センター - 柏原謙造:
万成病院 - 齋藤 円:
市立ひらかた病院 - 土屋 徹:
Office 夢風舎 - 時田陽介:
ひだクリニックお台場 - 中岡恵理:
希望ヶ丘ホスピタル - 贄川信幸:
日本社会事業大学
心理教育の実践者養成を目的に2009年から全国で行われてきた標準版家族心理教育研修会は,コロナ禍で中止を余儀なくされました。そのなかで,有志の認定インストラクターが,オンラインでの心理教育研修会を試行的に行ってきました。当分科会では,これまでのオンライン心理教育研修会の取り組みを振り返り,今後の可能性や課題について考えます。
どのようにオンラインで研修会を行ったのか,インストラクターがどのような活動を行ってきたのか,そこで見えてきた対話,つながり,希望を発信します。